クライミングあれこれ

Next Stageを目指す全初級・中級クライマーに

IFSCクライミング世界選手権2018 in インスブルック! 全部終わっちゃった!!

ボルダーとか別で書いてこうと思ったら、気づいたら全日程終了していました。。

自分的にはやはりボルダー面白かったですね。

 

楢崎智亜選手押しでしたが、惜しくも7位であと一歩決勝残れず・・・。

 

男子ボルダー決勝

原田海選手が初出場初優勝の快挙。

今年のTNFCも優勝してどんどん頭角を現しています。

今回も決勝での無双っぷりは素晴らしかったです。

 

http://www.ifsc-climbing.org/media/k2/items/cache/eb9f7999667d680af9a85b74d74700ee_XL.jpg

 

 

 

女子ボルダー決勝

女子優勝はJanja選手。圧巻ですね。

野口選手もZoneひとつの差で惜しくも二位!

 

2018 IFSC World Championship Innsbruck Austria Bouldering Women Podium 

http://www.ifsc-climbing.org/index.php/news/item/1244-innsbruck-2018-day-10-bouldering-finals

 

男女ともみんないい笑顔や・・

 

コンバインド

そして注目すべきは初のコンバインドですね。

ひとことで言うと、ボルダーVSリードの戦いになりました。

 

男子優勝はリードのチャンピオン Jakob 選手。

女子優勝はボルダーのチャンピオンのJanja選手。

 

という結果に。

 

ただJanja選手はリードでも二位。

しかもこの順位はタイムによるものなので純粋な難易度やレベルの差ではありません。

本当に彼女は無敵モードって感じです。

 

コンバインドでは日本人選手は男女とも表彰台には届きませんでした。

 

思うこと

ボルダーVSリードと言いましたけど、今回の結果だけで見るとリード有利、、

とまではいかないですけど、

リードの選手がボルダリングをだいぶ荒らしたな・・・という感想です笑。

 

Janja選手もほぼほぼ今シーズンはリードでしたし、Jacob選手ももちろんリードで結果を残している選手です。

 

男子では、実は6人中3人が日本人でした。

ボルダーで優勝した原田海選手をはじめ、藤井快選手、そして楢崎友亜選手。 

 

三人共ボルダーの選手ですが、コンバインドのボルダーでは本来のパフォーマンスが出来てなかったように思えます。

 

上位二人の内訳は、

 

女子

優勝 Janja

スピード五位、ボルダー一位、リード一位

二位 Sol Sa

スピード一位、ボルダー二位、リード六位

 

 

男子

優勝

Jakob 

スピード二位、ボルダー一位、リード二位

Adam 

スピード五位、ボルダー二位、リード一位

 

てな具合です。

 

どこかの競技で一位を取るのがとても重要なのがわかります。 

 

男子では、コンバインドの中でのボルダーだけでいうと、

Jakob選手が一位でオンドラ選手が二位ですが、この二人はボルダーでは決勝にも残ってないんです。

 

つまり、ボルダーは課題のスタイルに左右されやすい競技だと。

 

極論、運ですよね。

いや、極論ですよ。

怒らないでください汗

 

競技順など、色々あると思います。

とくに男子ボルダー陣は前日に決勝やってますからね。。

レストもままならなかったんでしょう・・。

 

オリンピックでは個別の試合がなくボルダーの選手もいいコンディションなので、もっと拮抗すると思います。

 

ただ、スピードの選手は圧倒的不利というか、このフォーマットの試合ではかなり厳しいでしょう。

 

なにせスピードの上位選手は誰もコンバインドの決勝に残っていませんから・・。 

 

悲しいかなこれが現実。

 

最後に、2週間近くに渡る長丁場の試合で、

身体的にはもちろん、精神的にも試合モードを維持するのはとても大変だったかと思います。

 

選手のみなさんお疲れ様でした!

 

では!